東京都渋谷区/Shibuya, Tokyo
事業者=京王不動産株式会社/Project by KEIO REALTY & DEVELOPMENT CO., LTD.
写真=Hayato Kurobe、VUILD 株式会社*Photo by Hayato Kurobe, VUILD Inc.*
協力=VUILD 株式会社
Station square to be made with local residents. "SASAZUKA HIROBA!"
「笹塚ヒロバ!」とオリジナルベンチ
京王電鉄株式会社と京王不動産株式会社は、京王線笹塚駅前のビ ルを改修し新たに長期滞在者向けの宿泊施設「KARIO SASAZUKA TERRACE」をオープンした。ビルの改修にあたり、日ごろから交流の ある地元商店会と協議し「KARIO SASAZUKA TERRACE」につなが る広場のリニューアルを行った。この広場を「笹塚ヒロバ!」と命名し、 笹塚駅前広場を地元と笹塚を来訪する人の交流の場となることを目指 し、そのデザインコンセプトを「みんなでつくる駅前広場」とし地元とと もに広場のリニューアルを進めてきた。
この広場のシンボルとしてオリジナルベンチを設置することが協議 において決められた。ベンチの製作にあたりVUILD株式会社の協力 のもと、木工用3Dプリンターで切り出されたベンチのパーツを地域住 民参加のワークショップにより組み立てられた。木材の一部には多摩 産材が使用され、新宿と高尾を結ぶ京王電鉄のつながりを線路だけで はなく、産地とのつながりを意識してもらう試みもしている。さらに広 場をペイントするイベントなどベンチを活用した催しを定期的に開催し、 「笹塚ヒロバ!」から地元とのつながりを育み、地域活性化を目指して いる。また、「KARIO SASAZUKA TERRACE」の地下1階には地域 交流ラウンジ「笹塚アキチ!」 が開設され、「笹塚ヒロバ!」とともに 様々なイベントや催し物などを通して情報発信の場としての活用が期 待される。
駅は、地域に住むほとんどの人が毎日利用する場所である。そこを 拠点に何かを発信していくことは、地域活性化や街づくりに対して大 きな効果が発揮できると考えられる。そのためは事業者が率先して地 域と共に活動することが必要だ。
(文=編集部)…